Friday, May 24, 2019

平成の哀しみ 44: 日本経済に何が起きているのか 10: 何を間違ったのか 1


 

何が起きたのか


 

国民は

学校教育で歴史は割愛され、政治や経済を議論し理解する機会は奪われた。
手本にすべき国は米国だけで、如何に他の国が成功していようが情報はない。
多くの若者は海外へ勇躍する気概を失った。
若者だけでなく多くが政治に希望を持てず投票率は下がるばかり。
さらにマスコミは事実報道(政府批判)を抑制している。

これでは国民が問題を見つけ、政治をより良くするなど夢物語です。


 

政治経済は

政治は戦後から続く自民党政権、そして大半の議員は世襲。
官僚組織は特殊法人と共に肥大化したまま。

彼らがもたらしたこと
公共事業のばら撒きと税制の歪によって地方は活力と自主性を失い、累積債務は巨大になったが、お陰で自民党は命脈を保つ。
自民党に根付く古い家族観や社会意識(男尊女卑)が災いし、少子高齢化と人口減への対策が進まなかった。
米国追従で経済に深い傷をつけ、改革も出来なかった。
官僚が牛耳る膨大な特別会計が野放し。

こうして故意とは言わないが無駄と徒労を繰り返し、先進国中最悪の経済へと堕ちて行った。

今の衰退の原因を作った自民党と官僚は、野党の監視の目が効かないことを良いことに問題を糊塗し先送りしているだけ。


次回に続く



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