Friday, May 17, 2019

平成の哀しみ 39: 日本経済に何が起きているのか 5: 気になる兆候 5






問題視されている経済政策が強引に進められている


いくつか見ます。

日本の累積債務残高は増え続け去年1100兆円になった。

一派はすべて日銀で買い続ければ、幾ら国債を発行しても問題ないと言う。
これなら課税は不要になり、夢のような世界が訪れる。
現状の金融政策はまだ不十分だからもっと加速させろと言う。

別派は「中央銀行による国債の引受け」は財政法で禁止されており、歴史的に繰り替えされた自滅策であると言う。
これなら増税もやむなしか(他に方法はあるが)。
日銀は失敗を認めて欧米のように出口戦略に転換しないと危険だと言う。

さらに国が購入した株は下落すればおそらく40兆円が灰になる。


他にもある。

最低賃金を上げると中小企業が潰れて失業者が増えるから出来ない!
賃金が上がってこそ国内消費が増えて景気が良くなるはずだ!

労働者の首切りを容易にして産業転換を進めるべきだ!
それでは首切りが横行し非正規と低賃金化が益々進み、デフレは深まるぞ!


 


法人や富裕者を減税しないと企業や資産家が国外に逃避し経済が停滞するぞ!
それでは税収不足を消費税で補わなければならず格差拡大が益々進み、国民は苦しくなるぞ!


衰退へ突き進む日本。


次回に続く



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