Monday, May 13, 2019

平成の哀しみ 37: 日本経済に何が起きているのか 3: 気になる兆候 3

 


気になるのはバブル崩壊だけではない。
多くの経済指標が長期衰退を示している。






賃金低下、消費と設備投資の低迷、伸びない生産性、起こらないインフレ、ほぼゼロの経済成長率、貧困率増大、貯蓄率低下、財政赤字増大、外資による企業買収などが目につきます。
これら半世紀間、約10年毎に起こったバブル崩壊の度により悪化して来た

今後バブル崩壊は起きない、アベノミクスで経済は上昇に転じるとまだ信じたいかもしれない。

しかし黒田日銀総裁がバズーカ砲と称し500兆円もの巨額の国債購入を行い、市中に通貨をばら撒いても消費GDP伸びなかった
さらに日銀は主要国がどこも採用していない異例の策、株を毎年買い続け、株価下落を防いでいるが、今や年金資金管理法人と合わせて保有高は0兆円にもなる。

 

普通これだけやってもだめなら、日本経済に根本的な問題があるとみるべきなのですが
福島の原発事故と同じで御用学者は問題ないと言い切るが、後で想定外と言い訳することになるのだろうか

例え経済が分からなくても繰り返された巨額の景気刺激策と金融緩和、そしてバブル崩壊、この長期衰退を直視すれば事の深刻さに気付くはずです


次回につづく



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