Sunday, April 7, 2019

平成の哀しみ12: 深まる亀裂 10: 捏造される歴史




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なぜ日本では歴史が簡単に否定されるのか?


 


歴史を否定する人は、日本は大陸の侵略も非道もしていない、自ら望んで戦争したのでは無いと言う。
そこには惨劇があったかもしれないが、日本に非が無いと言う。

世界の歴史家が答えを出しているので、ここでは捏造され易い日本固有の事情を考えます。

A 記録を残さない、不都合な事実を隠蔽する
記録を残す場合もあるが、都合が悪ければ隠蔽し消却する。
また最後まで平然と大嘘を続け、責任を取らない。

大戦時の軍部から現在の政権までこの体質は続いている。


B 人々は組織の守りに徹し、権威に盲従する
所属する組織に都合が悪ければ、社会正義に反していようが口をつぐむ。
ボスに付き従い、裏で悪口は言っても表立って批判しない。

こうした組織文化が軍隊、官僚、企業からの内部告発を許さない。


C 日本列島に閉じ籠る
これは地理的、言語的に避けられないのですが、さらに残念なことに日本人は海外に関心が薄い。

だから大陸で起きた事実を直接見聞出来ないだけでなく、確認しようともしない。

これは最悪です。
正しい歴史を持つためには、近隣諸国と共通歴史書を作るしかない。
今は不可能だが欧州共通教科書の例もある。


次回に続く




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