Tuesday, April 16, 2019

平成の哀しみ17: 深まる亀裂 15: なぜ亀裂は深くなるのか





亀裂を深めるもの?


 



ここ半世紀の大戦争は民主的な国によっても始めらた。

国内に不満や不安が鬱積すると、これをうまく煽動出来る者が為政者になり、隣国への圧力を訴え始める。
やがて隣国と小競り合いが起きると、互いに敵意がエスカレートし、遂に開戦し、完全な敗北まで突き進む。
この手の為政者は発言と人格に問題が多いのですが、当初は歓迎されます。

もし適切に世論が形成されれば、この暴挙を止めることが出来るはずです。

世論の形成は昔、各地域の名士、最近までは新聞やテレビが大きく、今はSNSの影響が大きくなりつつある。


昔、日本の世論は中国侵攻直前に急転回した。
これは反政府新聞への弾圧と国営ラジオの放送が大きく、その後、御用新聞に押されて反政府新聞も戦争礼賛へと傾く。

原発反対の世論が20年かけて賛成になったのは電気事業連合会による毎年1000億円のマスコミ広告でした。
これを仲介するのがオリンピックも扱う電通です。

同様に平成の右翼化を担う企業がある。
「ゴーマニズム宣言」や新しい歴史教科書をつくる会、「国民の歴史」などを支援し出版したのはフジサンケイグループです。

私達は既にマスコミの術中に嵌っているかも。



次回に続きます






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