Wednesday, February 13, 2019

北欧3ヵ国を訪ねて 49: オスロ 8: オスロ湾の渡船


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今回は、オスロ湾の連絡ボートとノーベル平和センターを紹介します。




 
< 2. オスロ湾の地図、上が北 >

赤線は博物館のあるビィグドイ地区から市庁舎前広場まで行くボートのルートです。
二本の黒線は番号4の三枚写真の視界範囲を示します。
茶色の矩形枠は市庁舎前広場を含むウオーターフロントを示します。
赤丸はノーベル平和センターです。


 
< 3. フロム号博物館の横からボートに乗る >

フロム号博物館のすぐ横からボートが20~30分おきに出ている。
乗船はオスロパスで無料です。
私が訪問した博物館も同様にすべて無料です。

中: フロム号博物館のすぐ裏手にあるアムンゼン隊の像。

下: フロム号博物館を後にしてボートは出て行く。



 

< 4. オスロ湾の眺め >

上から北西から南東へと俯瞰している。

中: この写真の右側がこれから向かうウオーターフロントです。

下: 後に、この写真の右側の島を訪ねてバスで巡ります。



 
< 5. ボートからの眺め >

上: ボートの舳先から前方を望む。

中: 新しい観光スポット、ショッピング、レストラン、美術館などがあるウオーターフロントが迫って来た。
右手に茶色い二つの塔、オスロ市庁舎が見えて来た。

下: 後に訪れるアーケシュフース城が見える。



 
< 6. ウオーターフロント(テュヴホルメン) >

上: 右手に着岸港と市庁舎が見えた。

中: 右手の建物はアートギャラリー。
驚くべきは、岸壁で多くの人が水着で日光浴を楽しんでいることです。

下: 最近創設された現代アートの美術館。
この写真の右下の海では泳いでいる人が見られる。

写真撮影は6月5日の火曜日、13時過ぎです。
つまり、日本では平日の勤務時間です。
陽射しはきついが、私にはけっして泳ぎたくなる気温ではありませんでした。





 
< 7. いよいよ着岸 >

下: 市庁舎広場に降りて、東側を望む。


 
< 8. ノーベル平和センターに向かう >

上: 市庁舎広場から先ほどのウオーターフロントを望む。

中: 後に訪れるオスロ市庁舎。

下: これから入るノーベル平和センターの白い建物が見える。
オスロパスで無料入場します。



 
< 9. ノーベル平和センター内 >

上中: 二枚の写真はHPから借用。
上: 歴代ノーベル平和賞受賞者の顔写真の展示です。
斬新な展示方法です。

中: 平和に関するパネル展示で、常設だけでなく企画展も行っている。
建物は2階建てだったがあまり大きくはない。

下: 展示最後で、訪問者に問いかけているメッセージです。
実はこの問いかけこそが、このセンターの展示姿勢を示している。

「あなたの考えを教えてください」

「あなたは人生で何を成し遂げたいですか?」
「あなたは誰を称賛しますか? またその理由は?」
「あなたが持っているもので最も価値のあるものは何ですか?」

ここの展示は、単純に戦争は悲惨ですよ、戦争を止めようと訴えてだけではありません。
展示の一つは、現在、身の回りで起きている人間らしさを奪う社会の潮流に気付くべきだと、問題を投げ掛けていました。
その一つに巷に溢れている贅沢志向、名誉欲、金銭欲などがあるとしている。
写真パネルで納得できる展示でした。

また子供でも分るように訴えているようでした(詳細は分からないですが)。

このような所にも、福祉国家で先頭を行く北欧の意識を見ることが出来る。


次回に続きます。








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