Monday, February 11, 2019

雪の北海道 10: 車窓から見た自然と暮らし



 *1


今回は、車窓から見た北海道の自然と暮らしを紹介します。
今回で、旅行記の連載を終わります。



< 2. 今回のバス走行ルート >

1日目、1月28日: S新千歳空港から1十勝川温泉
2日目、1月29日: 1十勝川温泉から2阿寒湖温泉
3日目、1月30日: 2阿寒湖温泉から3温根湯温泉
4日目、1月31日: 3温根湯温泉からS新千歳空港

写真はほぼすべて撮影順に並んでいます。
ほとんどがバスの車窓からの撮影です。


 
< 3. 1日目 >

上: 新千歳空港へ着陸する直前。
中: ノーザンホースパークに向かう。
下: ノーザンホースパーク内の林。


 
< 4.1日目と2日目 >

上: 日高山脈を越える。

中: 2日目の朝、十勝川温泉近く。
下: 十勝川。
右下の川中に白鳥がいる。


 
< 5. 2日目-2 >

上: 十勝平野、幸福駅近くの林。
中: 十勝平野。
酪農家でしょうか、干し草発酵用のサイロ(塔)が見える。
既にこれはほとんど使われておらず、今は干し草をビニールで円筒状にカバーして置いておく方式になっている。

下: 十勝平野。


 
< 6. 2日目-3 >

十勝平野を行く。

 
< 7. 2日目-4 >

利別川沿いの盆地から、白糠丘陵を抜ける。


 
< 8.2日目-5 >

上: 新釧路川。
中: 釧路川。
この二つの川は太平洋に注ぐ。

下: 釧路湿原から阿寒湖に向かう。



 
< 9. 3日目-1 >

上: 阿寒湖近く。
中: 走行中のバスから見かけた鹿とキタキツネ。
下: 立ち寄った硫黄山。


 
< 10. 3日目-2 >

硫黄山からトウフツ湖まで。

上: この辺りも牧場が多かった。
中: 野上峠を越える。
眼下右には屈斜路湖がに見えるはずですが、雪で判然としません。
眼下左の噴煙は硫黄山でしょう。

下: ここはオホーツク海に面した平野部で斜里岳?が見える。



 
< 11. 3日目-3 >

上: 小清水町を抜ける。
中: 網走港。
遠くに知床山系が見える。

下: 網走から北見を通り温根湯に向かう。


 
< 12. 3日目と4日目 >

上中: 北見を抜け温根湯に向かう。

下: 4日目、温根湯を朝出発。


 
< 13. 4日目-2 >

北見国道を進み石北峠を越えて層雲峡に向かう。

上: 除雪車が対向車線に見える。


 
< 14. 4日目-3 >

層雲峡から上川町に向かう。

上: ここは層雲峡で、すぐ下をまだ小さな石狩川が流れている。
晴れていればこの向こうには数々の奇岩が見られるのだが、残念です。

下: 上川町辺りに来ると、降雪が凄い。


 
< 15. 4日目-4 >

上川町を抜け旭川に向かう。

下: これは石狩川だと思うが、これは小樽近くで日本海に注ぐ。
北海道が三つの海に囲まれている。





 
< 16. 4日目-5 >

これまで高速道路を走っていたのですが、吹雪の為に一部閉鎖になり、これから一般道路を走ることになる。

上: 広い畑の中に点在する家屋(農家らしい)を見ると、道路から家までの道が除雪されておらず、車や人が出入りしている様子が見られない。
それとも朝出勤した後の3時間ほどでここまで積雪があったのだろうか?
これら農家の働き手は出稼ぎをし、残りの人は家屋内で冬季を過ごしているのだろうか?

中: 猛吹雪で、すべてが真っ白です。
少し、新千歳空港からのフライト欠航と間に合うかが不安になる。

下: 街の家屋を見ていると、箱型で大きくは無く、ベランダが無く、窓が小さく、煙突が見える場合が多い。
これが雪国への対応なのでしょうか。

実際に高速道路を離れ、田園地帯や街中を走ってみると、豪雪地帯の人々の暮らしが身近に感じられた。


 
< 17. 4日目-6 >

旭川から砂川に向かう。
ここでは高速道路に戻って走っている。

これ以降天候は良くなり、ここまでで予定より1時間以上掛かったのですが、飛行場には十分間に合い、欠航も無く無事帰れました。


 
< 18. 4日目-7 >

砂川を抜けて札幌に向かう。

下: 札幌に入った。

*あとがき
今回は、北海道の震災後に設けられた復興割引に便乗して、急遽、極寒の北海道に旅行することにしました。

私は寒さに弱いので万全の準備をし、スーツケースにあらゆるものを詰めて旅立ちました。
オーバーズボンやホッカイロまで使わずともマイナス10~0℃の中を楽しむことが出来ました。
これは外出時、風がそれほど酷くなかったかもしれません。
また不思議に体が寒さに適応していることに驚きました。
気を付けるべきは、ホテルなどが暖かすぎることです。
重ね着で防寒対策をしないと、汗をかいて困ることになります。

このツアーには費用のかかるアクティビティや入場が付いていなかったのですが、主要な観光ポイントと車窓からの景色を見ることが出来た。
天候では、ホワイトアウトに近い吹雪を体験し、また素晴らしい快晴に恵まれた。
1月末は流氷が着岸しないことがあり観光時期としては良くなかったのですが、幸運に恵まれた。
快晴の下で摩周湖ブルーや白鳥にも会えた。
十勝川温泉や阿寒湖では、朝や夜の時間を使ってアクティビティ、イベント、散策を楽しむことが出来た。

猛吹雪の旭川を抜ける時、北欧の冬とヴァイキングの暮らしを連想することも出来た。

ほんとに旅して良かったと思います。


これで北海道旅行の連載を終わります。
お読み頂きありがとうございました。






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