Tuesday, November 6, 2018

北欧3ヵ国を訪ねて 37: Älvsjö駅周辺を散策






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今回は、早朝にホテルのあるÄlvsjö駅周辺を歩きました。
ここは都市通勤に便利な閑静な住宅街です。
北欧の人々の暮らしが見えて来ます。


< 2. 散策ルート。上が北 >

上の写真: 写真の横幅2km、赤いバルーンがÄlvsjö駅です。
黄色の枠は下の写真の範囲を示します。

下の写真: 写真の横幅600m、赤枠が駅で、赤丸が私の宿泊したホテルです。
ホテルを出て、黄線に沿って歩き、森に入ってから、ピンク線に沿って折り返して来ました。
写真は2018年6月4日(月)7:10~8:10に撮影したものです。
写真は撮影順に並んでいます。



< 3. 図書館 >

上の写真: 駅の直ぐ西側にある図書館。
私が行った時は閉まっていました。

扉にサービス時間が記されており、この建物の役割が見えて来ます。
図書館の開館時間
月火 12:00-19:00、17:00
水木金10:00-18:00、17:00
土  11:00-15:00
日曜日 閉館
ここに行政の出先機関があり、月~金の開館は概ね8:00-16:00で、土日閉館になっている。

日本と違って、図書館の開館時間が遅く、一方で閉館時間がやや遅くなっている。
これは住民サービスよりも雇用者の勤務時間を考えているのだろう。
当然、土曜日は短く日曜日は休館になっている。

私が北欧を旅行して困った事の一つは、店やビジターセンター、観光施設の開館が遅く、閉館が早いことです。
私としては朝早くから夕方遅くまで、多くを見学したいのだが、思うようにはかどらない。



< 4. 閑静な住宅街と広い道路 >

通勤時間だと思うのだが、自動車の数は少ない。



< 5. 寿司店 >

上の写真: 道路沿いにSushiの看板を掲げた店があった。
働いている人は東南アジア系のようだ。


< 6. 大きな交差点 >

上の写真: 西側を望む。奥の方に広大な住宅街が広がる。

下の写真: 交差点から東側を望む。駅側に向かっていく人々。
自転車に乗っている人からローラースケート、バス、徒歩など多種多様な手段で通勤通学をしている。


< 7. 建設ラッシュ >

非常に大規模な建設です。


< 8. 通学の様子 >

上の写真: 建設中のプロジェクトを示す看板。
巨大な住宅開発が進んでいる。
写真を見ると、バラエティーに富んだ中層のアパート群が一帯を埋め尽くしています。
この不動産デベロッパーのHPを見ると、一戸の売り出し価格が2千万から9千万円でした。
北欧の一人当たり所得は日本の約2倍あり、更に夫婦共稼ぎで、日本のように男女の賃金格差が無いので、この購入価格は高くないと思う(円安で高くなっている)。

ここÄlvsjö駅からストックホルム中心まで、電車で9分と非常に便利です。
また周辺には緑もあり、住宅環境は良い。

下の写真: 父親が子供を連れている。
北欧ではベビーカーを押している育メンを多く見かけた。



< 9.公的サービス >

上の写真: これは中層アパートの1階にある公的サービスセンターです。
看板の表記をHPで調べると、ここには自治体が運営する介護センター、学童・幼児用センター、レストランがあるようです。

下の写真: プランナーが工事担当者と植栽工事の打ち合わせをしているようでした。
至る所、街並みはさりげない植栽が施されており、気持ちの良い街づくりがなされている。


< 10. 邸宅 >

上の写真: 古いが立派な邸宅が珍しく一軒ありました。



< 11. 低層アパートの団地に入る >

上の写真: これは低層アパートの一階にある保健センターのようです。
表示によれば医院もあります。
この保健センターでは住民の心身の健康相談、予防接種、糖尿病のサポートなども行っているようです。



< 12. 低層アパート団地を抜けて森に向かう >

上の写真: アパートの個々のベランダが憩いの場にしつらえられている。
椅子とテーブルがあり、簡素だが飾りつけもされている。
住人は自宅でも自然と触れる暮らしを大事にしている。


下の写真: 左手に遊戯施設のある公園が見える。


< 13. 森の奥へ >

この道を歩いていると、駅の方に向かう人、逆に向かう人がいた。
朝の散歩をする人や通勤の人がいたが、人数は多くはなかった。


< 14. 折り返す >

上の写真: 折り返し点で、来た道を振り返る。
折り返さず先に行くと、森の中に学校がありました。

下の写真: アパートの団地を抜けたところ。



< 15. 駅とホテルに戻って来た >

上の写真: ホテルの建物が見えた。

下の写真: 駅前広場に出た。

少し街を散策するだけで、公共サービスや通勤通学の様子、朝の動きが見えて来ました。
中国のように大勢が一緒に体操している様子はなく、静かで落ち着いた暮らしがそこにはありました。

次回に続きます。




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