Tuesday, July 2, 2019

平成の哀しみ 72: 改革を妨げるもの 7: 蔓延る官僚 3







*1


腐敗の極致は国の特別会計


 
*2


特別会計とは

官僚が特定事業を自由に執行
石油税、空港税、年金などが収入
総額400兆円(GDPの7割、一般予算の4倍)
実態を暴けない
官僚と与党議員が財布代わりに使う
数千社(職員150万人以上)の天下り先
世界に例がない


 
*3


何が問題か

官僚は国会審議を経ず毎年200兆円ほどを自由に扱う。
既に紹介した事例や、失敗したグーリンピア、赤字の空港、車が走らない道路の建設などが際限なく行われる。
周囲に瀟洒な公共建物が出来たら、官僚のお陰でまた無駄が増えた・・・
30兆円近くの埋蔵金(余剰)も隠していたが・・・

この端緒は戦時中にあり、連綿と続き拡大してきた。
行政改革が唱えられ、特殊法人の名称を変え統合しても財政規模は変わらない。
官僚の狙いは自分達の天下り先確保が一番。


なぜ続くのか
各省庁の一部官僚が予算を扱うが、特定秘密保護法制定のように現政権はさらに真相解明を妨害している。
官僚は本体の採算を零にし、実務と金を民間に出すことにより行政監査で暴けない。

かつて野党議員が暴こうとしたが刺殺された(民主党石井紘)。

一方、安倍政権と自民党は知らぬ振り。
それは天下り先からの政治献金と協力を失いたくないのと、官僚を従わせる為です。


次に続く



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