Wednesday, July 17, 2019

平成の哀しみ 96: 終章 2: 何から手を着けるべきか









*1


日本再生には何から手を付けるべきか
深刻なジレンマに陥る


 
*2


再生させるには

A 暴走する安倍政権

B 腐敗と停滞の温床である自民党、官僚、公明党

C 疲弊し格差が拡大する経済政策

D 古い政治文化(三バンなど)

E 米国への盲従

F 社会政治歴史への国際的な認識欠如

これらを正すには、どれから手を着けるべきか?


安倍政権を倒しても自民党と官僚が変わらなければ、暴走を一時止めても、行き着く先は同じ没落。

自民党と官僚を牽制する為に野党が政権を担っても、根が張った旧来の組織力の前には歯が立たないだろう。

悪化著しい日本経済の立て直しは急務だが、副作用のない経済政策はない。

三バンなどの遅れた政治意識を変えない限りまともな政治家は出てこない。
しかし自民党が権勢を振るう限り、障害になっている選挙・教育・社会制度の改革が進まない。
また相当の年月を要する。

米国の傀儡から自立すべきだが、性急な離脱は米国の裏工作と軍事的・経済的な恫喝の前に早晩潰される。


私が一番確実と考えるのは教育です。

A~Eの多くは一朝一夕に解決しないし、一時、成功してもまた逆行する事になる。
重要なのは国民が政治への関心と関与を深めることで、政治を国民に取り戻す最も確実な方法です。
この為には政治意識と参加を促す学校教育が不可欠です(北欧で実施)。

しかし自民党と公明党が政治を握る限り、教育は世界水準から益々後退するだけになる。
当然、国際的な認識に近づくとは不可能でしょう(幸福、夫婦、労働、歴史・・・)。

結局、戦後からの溜まりに溜まったヘドロで身動き出来ないと気づかされる。



 
 
*3

しかし、一つだけ明確な事がある。

人類は、信頼出来ない人物を瞬時に峻別し避ける心性を獲得している。
これは心理学で検証済みのことです。
そんな人物を社会のトップに用いないのは当然です、冷静であれば。

ヒトラー、岸元首相、トランプ、安倍首相に共通するものは何でしょうか?
単純に言えば、平気で嘘が言える人物です。

これが何を招くか、そして選挙であなたは何をすべきかは自明なはずです。

次回に続きます。



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