Saturday, June 29, 2019

平成の哀しみ 69: 改革を妨げるもの 4: 無知こそ







国民の無知は亡国を加速させる



 

無知の三原則

自覚が生まれない
選択を誤る
無知は作られる


・ 無知だと現状の問題に気付かない

事例はいくらもある。

職場の問題解決を頼むとしよう。
無知な人は、先ず何が問題か分からないし解決法に至ってはさらに。

無知でも大過なく暮らせる。
しかし無知がゆえに日頃から問題を意識しない。

なぜか

多くは良し悪しの事例を知らず、それが問題になる事も分からない。
つまり自覚が生まれない。


・ 無知だとなぜ選択を誤るのか

先ほどの例で問題点が分かっても、示された解決法の良し悪しが分からない。

日頃から問題を自覚している人なら、過去の事例を考察しており、解決法の良し悪しを把握している。

しかし無知な人は単純で簡単か、突飛な解決法を選び易い。
これは労苦を惜しみ検証する習慣が無いため。


 


・ 無知は天然ではない

偽の為政者にとって国民の無知は最高の救いです。

一昔前の共産圏では自由社会の繁栄や生活ぶりを国民にけっして流さなかった。
かつて宗主国は植民地で教育制度を設け、民衆に自国の言語を教えたが社会意識を高めることを禁じ、分断も図った(愚民教育)。
こうして民衆を手なずけながら働かせた。

実は戦後の日本も同じでした。


次に続く








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