Wednesday, June 12, 2019

平成の哀しみ 57: 日本経済に何が起きているのか 20: 凋落の深層 1

 



*1

これまでバブルの悲惨さを見ました
これから日本経済の深刻な状況を見て行きます


バブルのまとめ
バブルはいつも歓迎され、崩壊が繰り返される
バブル崩壊は戦争を誘発し、経済を破壊し、社会を疲弊させる
バブルは投機家、金融業界、政府によって作られ続ける
バブルは経済学の限界を見せつける


今の日本は正に衰退の極み

それは経済の長期衰退が実際に起こっているだけでなく、多くの人が現状を維持すれば良くなると思い込んでいるところにもある。
この意識は悪い保守化の典型です。

この意識が益々強まり、自国の社会と産業の根本的な刷新を避け、従来の政策から抜け出せず衰退を深める。

この保守化は歴史上繰り返され、多くの悲劇を生み出した。


 
*2

よくて英国病ように、自国の産業過保護と海外投資に傾注し衰退を招く。
悪ければかつての日独伊のように、国内問題に目を背け領土拡張に向かい自滅した。

当然だが社会経済が悪化している時は、抜本的な改革か改善を繰り返さなければならない。
しかし保守化すると、体制維持ならまだ良いが過去の体制に戻ろうする。
こうなると悪化がさらに進み、遂には打開策が外国に向かってしまう。

これはトランプ大統領の言動に現れている。


次に続く




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