Tuesday, January 7, 2020

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 33: 凄い安倍さん




< 茶目っ気たっぷりな >

安倍さんの凄い点を語ります。
ウヨも必見。


* 果敢さ

一番は日銀総裁の任命でしょう。
リフレ策は他国で実施済みとは言え、日銀の主流は反対でした。
大抜擢された黒田総裁は躊躇なく次々と世界初を敢行していく。
彼のお陰で株価は上がったが、公言していた効果は何年経っても無い、残ったのは不安だけ。

NHK籾井会長の就任も同様で、この会長は公共放送のトップでは考えられない発言をして世界を驚かせた。

実に剛腕であり、これも広く人気を生む。



* 最高のパフォーマー

隣国への強硬な外交姿勢の一方で発展途上国への莫大な貢納、派手なJアラート、芸能人やアスリートとのツーショット、野党攻撃、トランプとの派手な親交、どれをとっても歴代首相を遥かに凌いで目立っている。

なぜか歴代首相はここまでやらなかった(忙しいのか恥ずかしいからなのかは不明)。

実に見栄えが良く、これも広く人気を生む。


* 稀に見る優しさ

首相夫人が何をしでかしても、政府が一丸となって尻拭いをする。
夫婦愛と共に、同僚議員や官僚の失敗にも寛大で優しさは群を抜く。

優しいのは身内や支援者に限り、他は無関心なようです。
批判する者には異常なまでに敵意を示し、裏からでも徹底的に潰しにかかる。

実に微笑ましく、支援者とウヨから絶大な人気を得る。


* 気前の良さ

1兆円を越える兵器やトウモロコシの購入、イバンカの基金に57億円など、トランプ大統領の為なら惜しみなく使う。
そうそう桜を見る会も。
さらには企業や富裕層への減税も大盤振る舞いだ。

下々には増税なのにと、つい愚痴てしまう下級市民であることが情けない。
よく考えると、どれも彼の金ではない。
そう言えば、安倍事務所がヤクザを選挙に使い、報酬をケッチて火炎瓶を投げ込まれたことがある。
自分の金にシビアな所はさすが大物!

確かに豪快で、トランプ好きな人や恩恵を受けている人には絶大な人気がある。


* 変わり身の早さ

アベノミクスは従来からの金融緩和策と財政政策がてんこ盛りだが、うまく行かなくなると、次々にテーマや呼び名を変えて、新鮮味を出す。
外交や演説でも、「やるぞ!」と高らかぶち上げて、ダメならささっと宗旨替え、特にトランプが変わると。

この手際の良さも歴代首相では群を抜いている。

彼の素晴らしさには切りがないのでこれぐらいで終えます。

最後に、彼は日本史に名を残すでしょう。
彼を支援した人々も同時に、この時代を象徴するものとして。

それがこの連載で採り上げた「愚行を繰り返す人」のテーマでもありました。


次回で終わります。





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