Tuesday, April 28, 2020

世界が崩壊しない前に 22: 様々な危機







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身近に迫っている危機とは?
被害の大きなものをリストアップします。



 
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1.  地球温暖化
2.  生態系の破壊
3.  農水産資源の枯渇
4.  地下資源の枯渇
5.  森林破壊
6.  水不足
7.  海洋汚染
8.  貧困と所得格差
9.  平和の破壊
10.  パンデミック
11.  巨大化する自然災害
12.  先新技術の誤用
13.  移民・難民
14.  暴走する経済活動
15.  金融システムの崩壊
16.  暴走する社会・国家
17.  細るエネルギー供給
18.  教育と情報の格差



 
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幾つかの被害例を見ます。

*「平和の破壊」とは、戦争、内戦、テロ、核戦争などです。
犠牲者はベトナム戦争で800万人、一度核戦争が勃発すれば地球全滅で75億人でしょうか。

*「パンデミック」とは、伝染病のコロナウイルスなどです。
スペイン・インフルエンザによる死亡者は世界で4000万人でした。
この時の感染数は世界人口の30%と言われています。

*「金融システムの崩壊」の代表例は、ほぼ10年毎に繰り返されているバブル崩壊ですが、今後、別の崩壊が起きる可能性もあります。
リーマンショックでは、米国だけで1800兆円の家計正味資産と退職勘定資産の1/3を瞬時に失った。
当然、被害は世界に及んだ。


被害規模は甚大になると思われるが、予想しづらいものも見ておきます。

*「地下資源の枯渇」で切実なものは、埋蔵量が後20年ほどしかない幾つかのアースメタルやレアメタルです。
さらに1~3ヶ国に産出シェア70~90%を握られている資源もある。
経済封鎖が起きれば大国と言えども一溜まりもない。

*「先進技術の誤用」で心配なのは、遺伝子操作やバイオ技術でしょう。
金融技術や情報通信技術などは非常に有用だが、間違えば社会を傾ける可能性がある。
半世紀前に誕生した原発は、安直に突き進んで方向転換出来ない残念な例です。

*「情報格差」で目立つものは、巨大プラットホーマー(Googleなど)によるビッグデータ利用や国家の諜報活動で、監視社会が進む可能性がある。
また教育と情報の多寡が経済活動の優劣を制し格差を助長する可能性が高い。


残念なことに日本は、長期の経済衰退を招いている政治経済社会の沈滞が深刻で、上記の様々な危機に対応出来る体力が無い。
今回のコロナ危機で明白になったと思います。


次回に続きます。

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