Wednesday, December 4, 2019

晩秋のアルプスに囲まれた平出遺跡を訪れました




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今回は、塩尻に一泊した際、
朝の散歩で訪れた縄文の集落遺跡を紹介します。
晴れた高原に朝陽が降り注ぎ、冷たい風が紅葉を揺らしていました。
そこには5000年前の人々の暮らしの跡がありました。



 
< 2. 平出遺跡の地図 >

上: 松本や塩尻がある高原の全体地図、上が北。
赤い矢印が、塩尻駅と平出遺跡です。

左(西)に上高地や奥穂高岳、右(東)に美ヶ原があり、南に行くと諏訪湖、北に行くと長野に至ります。
塩尻駅の標高は700mほどあり、北に向かって緩やかに低くなっている。

下: 平出遺跡の地図、上が南(上の地図とは向きが逆です)。
赤い枠が、今回訪れた所で、ここが縄文時代の集落跡です。
赤い枠の下部にガイダンス棟(9:00~)があります。
左側に平安時代の集落跡、右上に平出の泉と博物館があります。

黒い線が、塩尻駅から徒歩20分(1.4km)で来たルートです。




 
< 3. 縄文集落全景 >

北側から見ている。
住居の向こうに。雪を被った奥穂高の連山が見える。

駅からここまでは住宅地を通り、次いでブドウ畑を抜けて来ます。


 
< 4. 東南側と南側を望む >


 
< 5. 再現された住居 >


 
< 6. 住居の内部 >

当時の縄文土器が置かれ、囲炉裏跡もある。





 
< 7. ガイダンス棟 >

上: ガイダンス棟が見える。

下: あの山の麓に平出の泉がある。

縄文時代、この集落の人々は周囲の森のドングリを食料にし、泉の水を飲料にしていた。
5000年前の秋、きっと同じような紅葉を見て、冬の到来を感じていただろう。


これで終わります。






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